ジスロマックは感染症の多くに有効な抗生物質なので、医師から処方された経験を持つ人も少なくありません。ジスロマックは細菌の増殖を抑制して死滅させますが、まれに副作用を感じる場合があります。ジスロマックの主な副作用は下痢や吐き気といった消化器系の症状です。しかしジスロマックを含めた特定の抗生物質が原因で引き起こされる病気があります。それは後天性血小板機能不全です。この病気は医薬品の他にも疾患や食べ物も影響して発症します。血小板は血液細胞の一種で、血液を凝固させることで出血を止めて怪我を癒します。しかし後天性血小板機能不全の人は、この働きが十分に行われないので、通常より出血する時間が長くなります。血小板は様々な方法で信号を受け取って粘着性を変化させるので、上手く血液を凝固させますが、その機能がどのように影響を受けるのかは判明していません。しかし遺伝的な機能不全以外にも後天性のものがあるため、日頃の生活で影響を与えるものとの接触を控える必要があります。後天性血小板機能不全は合併症を起こしやすく、心当たりのない痣や鼻や口、歯茎の出血、皮膚上の小さな赤い隆起がある場合は検査を受けます。全血球算定では、血液の細胞数を種類ごとに調べてそれぞれの数が適切かを確認します。またどのくらいの時間で血液が凝固するかや、血小板の粘着性を調べます。後天性と疑われる場合は、問診を通して食生活やサプリメント、服用中の薬などを答えます。治療には様々な方法があります。デスモプレシンは短時間ですが凝固能力を向上させます。もし出血していない場合は、将来大きな出血をしないために服用中の薬を止めるなどの対処療法が行われます。